第75回「Magic Leap 日本発売について(NTT DoCoMo社との提携決まったver) 」の巻 #マジックリープ #MagicLeap

    2019年4月26日、NTTドコモ社と
    資本提携と業務提携について発表がありました。


    ドコモはMagic Leap社に対し、2.8億ドルを出資

    【業務提携の概要】
    1. Magic Leap社が今後日本国内向けに提供を予定している
    空間コンピューティングを利用したMRコンテンツの配信
    プラットフォームにおける、
    dアカウント連携などの日本版対応を
    共同で推進。

    2.ドコモが提供するサービスの空間コンピューティングを
    利用したMR対応や、
    ドコモの5Gパートナーなどとの連携により、
    日本市場におけるMRコンテンツの開発および普及を共同で促進。


    https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2019/04/26_00.html

    今まで、Magic Leap社とのやりとりを行った
    以下の内容については、残したままとします。

    最近、Magic Leap Oneの日本発売について、
    質問を多数いただいているため、
    少し情報を整理したいと思います。
    結論だけ知りたい方は
    こちらをクリック。

    そもそも日本で販売するのか?



    Magic Leapは、日本の開発者やクリエイターに
    Magic Leapを販売する作業に取り組んでいます。
    私たちにとっての最優先事項である。良いニュースをお楽しみに。


    上記のように日本を含め、アメリカ国外に向けての
    販売の取り組みは実施しているようです。

    ちなみに回答していただいた方は、
    Magic Leap社の Rio Caraeff さんです。
    役職はチーフ・コンテンツ・オフィサーで、
    コンテンツ及びクリエイティブに関する
    最高責任者です。



    VEVOのCEO、Universal Music Groupの
    エグゼクティブバイスプレジデントや
    Sony Picutures Entertaimentのバイスプレジデントなど、
    すごい経歴の持ち主です。

    技適とかその他の課題について
    rio_magicleap_one_japan_release_response_01.png

    私たちは完全な規制チームと現地の弁護士を
    擁しているため、日本および他の国々に
    おける規制要件について存じております。
    日本の技適についても認識しており、
    作業を進行している状態です。


    こちらもRio Caraeff さんから回答をいただきました。
    各国の規制について、対応を進めているようです。

    いつ日本で発売するのか?

    magicleap_one_nonus_release_02.png
    こちらは、Magic Leap Worldの有料アプリの
    支払いについて、フォーラムから質問があった際、
    Magic Leapの回答文に、製品リリースに関する記述を発見。

    2019年には、米国以外の製品の発売とともに、
    ML Worldの国際的な支払いを開始する予定です。


    上記の回答から、数日経過後、
    2019年リリースの予定について新たな
    質問が投稿されたのですが...

    magicleap_one_nonus_release_02.png

    私達には確かなスケジュールはまだありません。
    私はオフィス内で予定を出すことが可能か確かめます。


    2019年内に米国以外のリリースを予定しているが、
    確定したスケジュールはないのが現状のようです。

    後日、以下の回答をいただきました。
    magicleap_one_nonus_release_03.png

    リリースについて公開できるスケジュールはありません。
    国際市場に提供できるよう迅速に対応中です。

    Magic Leap Oneは2018年にリリースされたばかり。
    2019年までには、できるだけ多くの国際市場に投入できるよう
    望んでますが、多くの規制をクリアする必要があります。

    もっと進捗を上げて、リリースについてできるだけ早く共有します。

    ちなみに上記で回答しているMagic Leap社は、
    開発サポートの方々になります。


    2019年に入り、日本の発売日について、
    Rio Caraeff さんにお問い合わせしたところ、
    下記の回答を頂きました。

    rio_magicleap_one_japan_release_response_02.png

    日本の発売日について、公開または発表はできません。
    発売に向けて、間違いなく作業に取りかかってますが、
    ハードウェア、ソフトウェア、およびパートナーシップに
    関する多くの作業があり、その作業に時間がかかってます。


    2019年3月末日、技適について
    5月までに取得する予定はありますか?と
    Rio Caraeff さんにお問い合わせしたところ、
    下記の回答を頂きました。

    201905_ml1_japan_el.png


    5月に技適の取得予定はありません。
    残念ながら、これ以上の詳細なリリース計画、
    リリース時期についてはお答えできかねます。
    我々はリリース作業に取り組んでいます。




    ロニーCEO曰く、Magic Leapは懸命に取り組んでいると
    私に返信してくれました。

    まとめると
    ...

    ・日本発売に向けて懸命に取り組んでいる。
    ・発売までに多くの規制や作業があり時間が必要。
    ・2019年に海外に投入したいが公開可能なスケジュールはない。
    ・日本の発売日は公開または発表はまだできない。

    日本では、NTTドコモ社と資本提携と業務提携が発表されました。

    日本以外の国では、
    韓国の通信会社SKテレコムとMagic Leapが締結したり、
    ヨーロッパへ販売拡大
    するとMagic Leapが発表しました。

    Lumin OS自体、日本語には対応しておりません。
    L.E.A.P.カンファレンス前にLumin Runtimeの
    開発者と食事をした際、多言語対応は時間がかかる作業と
    おっしゃっていたような気がします。

    NTTドコモと連携することで、比較的早く対応できるかも
    ですが、発売日の確定まではもう少し時間がかかる
    かと思います。

    また、Magic Leap Oneは5G対応でない。
    そのため、Magic Leapのデバイスを国内で
    発売するとしても、
    現行の『Magic Leap One』ではなく、
    次のモデルからリリースするようです。
    

    また、情報がありましたら、こちらのページを更新していく予定です。

    日本から入手する方法

    米国以外の Hardware Seeding Program
    法人で且つ、Magic Leap Oneで実現したいプロジェクトがあれば、
    Magic Leapに申請することで、Magic Leap Oneを貸与してくれる
    プログラムです。

    ちなみにこの申請を通った日本の企業は、かなり限られているため
    狭き門となっているように思います。
    https://creator.magicleap.com/learn/guides/international-faq

    ・個人輸入
    是が非でもMagic Leap Oneを入手したい場合は、
    Magic Leapのオンラインショップから、
    Paypalで購入した方が早いと思います。(技適の問題はありますが。)

    ちなみに配送先はUSのみとしているため、
    Opas
    など、個人輸入サービスを利用する必要はあります。

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    第79回「Magic Leap Oneで緯度、経度、郵便番号を取得する方法」の巻 #マジックリープ

    Lumin SDK v0.20.0から Location APIが追加されました。
    このAPIを使用することで、おおまかな緯度と経度と
    郵便番号の取得が可能になります。

    Magic Leap Oneには、GPSは搭載していないため、
    Wifi接続が必要です。

    現在、UnityとC APIに対応しています。
    今回はUnityによる実装方法について説明します。

    小数点第二以下が切り捨てられて緯度と経度が、
    取得できます。

    続きを読む

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    第78回「Magic Scriptで作ったアプリをGoogle Chromeでデバッグする方法」の巻 #マジックリープ

    Magic Scriptで作成したアプリケーションは、
    ステップ実行によるデバッグが可能です。

    2019.4.12現在のバージョンはシミュレーターによる
    動作はサポートしていません。
    Magic Leap Oneで動作確認を行います。

    現在、ImmersiveAppまたはLandscapeAppを継承しているクラスに
    updateLoopをオーバーライドしないとデバッグできないようです。

    updateLoopのオーバーライドが不要であっても、
    以下のコードをImmersiveAppまたはLandscapeAppに
    埋め込む必要があります。


    updateLoop(delta) {
    return true;
    }



    はじめにMagic Leap Oneと開発PCは、
    接続状態にします。

    接続はUSBまたはWiFi(事前に接続設定を行っておく。

    1. ビルド時にデバッグを有効にする。

    プロジェクト配下に移動し、以下のコマンドを実行。

    magic-script build
    または
    magic-script build -i

    前者はmpkファイル作成まで。
    後者はMagic Leap Oneのインストールも行います。

    2. デバッグモードで起動
    以下のコマンドを実行。

    magic-script run

    上記のコマンドを実行すると、以下のような結果が返されます。
    Launching: xxx
    xxx launched with PID: xxxx
    Success: port forwarded [ポート番号]
    Please open in chrome: chrome-devtools://devtools/bundled/js_app.html?experiments=true&v8only=true&ws=127.0.0.1:[ポート番号]
    Magic Leap One上でアプリが実行された状態になります。

    上記の赤文字を部分をコピーし、Google ChromeのURLに貼り付けます。
    Capture_000059.jpg

    3.ステップ実行
    WinならCtrl+P、MacならCmd+Pでファイル検索を実施。
    ステップ実行を実施したいファイルを選択する。
    Capture_000060.jpg

    止めたい箇所にブレークポイントを付けます。
    Capture_000061.jpg
    Magic Leap One上で動作しているアプリケーションは、
    ブレークポイントの箇所で処理が止まります。

    通常のデバッグ同様、変数の中身の確認も行うことができます。

    参考
    https://creator.magicleap.com/learn/guides/magicscript-build-and-run-apps
    https://www.magicscript.org/docs/inspector-client

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    第77回「アカウント情報の取得について」の巻 #マジックリープ

    Magic Leap に登録したアカウント情報
    アプリケーションから取得することができます。

    今回はUnityによる実装方法について説明します。

    1. 権限設定
    Build Settings -> Player Setting -> Publishing Settings の Autogranted Privilegesにある
    IdentityReadにチェックを入れます。
    ml_id_d_3.jpg

    2. シーンによる作成
    空のGameObjectを生成し、UnityEngine.XR.MagicLeap.MLIdentityProfileを追加します。
    Request Attributes にアクセスしたい情報を選びます。
    ml_id_d_1.jpg

    以下の情報が取得できます。
    Avatar 2Dは画像のURL、Avatar 3DはJSON形式による設定値。
    ml_id_d_4.jpg

    ml_id_d_5.png

    3. 実装方法
    MLIdentityProfileを追加したGameObjectに
    MLIdentityProfileから情報を取得するサンプルコードを追加する。

    using System.Collections;
    using System.Collections.Generic;
    using UnityEngine;
    using UnityEngine.XR.MagicLeap;

    public class IdentityProfile : MonoBehaviour {

    MLIdentityProfile profile;

    // Use this for initialization
    void Start () {
    profile = GetComponent<MLIdentityProfile>();
    profile.Fetch(MLIdentityProfileCallBack);
    }

    // Update is called once per frame
    void Update () {

    }

    public void MLIdentityProfileCallBack(MLResult result)
    {
    if (!result.IsOk)
    {
    return;
    }
    var attr = profile.Attributes;
    for (int i = 0; i < attr.Length; i++)
    {
    Debug.Log(attr[i].Name + ":" + attr[i].Value);
    }
    }

    }

    上記のようにMLIdentityProfileのFetchメソッドを呼び出し、
    コールバック関数を定義。

    Fetch関数が呼び出されたタイミングで、
    アプリケーションでは、アカウント(Request Attributesで選択した)情報の読み込み有無を、チェックボックスで設定する
    ウィンドウが前面に表示されます。

    ユーザーが読み込み有無のチェックを実施後、Applyボタンを押すと、
    Fetchメソッドに登録したコールバック関数が呼び出されます。

    MLIdentityProfile のAttributesには、
    Request Attributesで選択した情報が格納されており、
    Nameには名称、Valueには値が格納されています。
    (ユーザーの読み込み有無でチェックをしなかった場合、
    Valueには何も格納されない。)

    上記のような方法で、アカウント情報へのアクセスが、
    アプリケーションから行うことができます。

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    第76回「Helioブラウザで抽出した3Dモデルが削除できない場合の対処方法 」の巻 #マジックリープ

    Helioブラウザ上で表示する3Dデータを抽出することができます。



    抽出した3Dデータの削除方法
    抽出した3Dデータの方向に向いて、
    バンパーボタンを押すとメニューが表示されます。

    メニュー内にあるCloseを選択した状態で、
    トリガーボタンを押すと3Dデータは消えます。

    抽出した3Dデータの削除できない
    しかし、3Dデータによっては、
    バンパーボタンを押してもメニューが
    表示されないケースがあります。

    これはPrismを管理しているシステムが、
    Prismの制御がうまく作動しないケースががあるようです。
    Magic Leapは、この問題を認識しており、
    改善に取り組んでいるとおっしゃってました。

    対処方法
    Prismの制御ができない3Dデータを
    復帰する方法があります。

    3Dデータにコントローラーを突っ込みます。
    その状態のまま一定時間、トリガーボタンを押し続けます。

    すると、コントローラーで3Dデータを
    動かせれる状態になります。
    この状態でトリガーボタンを離すと、3Dデータは、
    その位置に配置されます。

    再びバンパーボタンを押すと、メニューが
    再び表示されるようになります。

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    Author:tokufxug
    Magic Leapにインタビューされた男

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